2008/12/11 木曜日

ソニーはこれからどうなるの?

Filed under: Audio&Visual — Nis @ 18:20:08

 

もちろん発展し続けます。

 
 
 な~んてネタを知ってる人は30代以上ですね(笑)。当時はベータマックスという1商品分野だけの話題だったのが、最近はソニーという会社そのものがネタになりつつありますね。それも「過去形」の。

 もちろん話題は同社が発表したリストラ。新聞各紙で1面記事になってるほか、ネットでも話題。

 “ソニーらしさ”は残せるのか? 1万6000人減らしの行方(ITmedia)

 トヨタやキヤノンの非正規社員解雇と同列に扱われてますが、トヨタが金融危機による減産で主に製造部門を縮小するのとは違い、ソニーはソニーという会社そのものを縮小する方向としか思えないですね。
 以前からソニーのエレクトニック部門リストラはずっとこの傾向で、リストラのたびに技術職(開発者)が解雇もしくは早期退職し、木原研究所など世界中にあった研究部門は廃止縮小、人事部門と製造部門だけが残った結果、新製品が魅力を失い、さらにリストラを繰り返す。

 
 
 最近、「ソニー出身の○○さんが」という話を多く聞くのも、この影響。
 たとえば、ソニーが大規模リストラを発表した同じ日に、こんな記事が。

 Google日本法人社長にソニー出身の辻野氏(ITmedia)

 おいおい、この人、数年前までコクーンとかスゴ録部門のトップじゃなかったか? その前はたしかVAIOのトップだったような? 
 (参照リンク:ソニー辻野CP、コクーン戦略を大いに語る

 
 ソニーはリストラがへたくそで「優秀な人ばかり抜けていく」と(これまたソニー出身の)技術系ライターが書いた文庫本を読んだ記憶がある。

 ソニーと違って、トヨタ出身の人が話題になることは少ない(セントレアの社長になった人くらい?)。技術や開発力を持った有能な人はまだトヨタにいるのだ。

 もちろん、弱者である非正規雇用者を自社の都合で理不尽に解雇するトヨタが許されるわけではないが、頭脳である技術者を下手なリストラで流出させておきながら、そのせいで商品が売れなくなったからといって、一宮テックのような製造部門の労働者を解雇するソニーは根本的におかしい。

 トヨタは景気がよくなったら雇用を戻すこともできるだろう。でも、ソニーは・・・・本当にどうなるの?

 日本IBMは1000人規模のリストラを発表したが、今回は早期退職募集を行わず「肩たたき」で自主的な退職を促しているという。その「無理矢理な肩たたき」方法が問題になっているが、方向としては間違っていない。おそらくIBMもソニーと同じ失敗(才能の流出)を繰り返してきた過去があり、それを教訓として生かそうとしているのだ。(ほら、IBM出身の有名人も多いでしょw)
 
 
 逆に言えば、真に有能な人が旧態依然とした大会社のくびきからどんどん解放され、新たなイノベーション、ビジネスモデルの開拓をしていくことで日本の経済は上向くのかも。その頃にはソニーはつぶれてるかもしれないが、ソニー出身の新たな優良企業が数多く生まれているんじゃないかと。まぁ、無理でしょうけど。
 
 
 
 ここからは個人的な感想。

 SonicStageはDRM縛りも強く使いにくいソフトだったけど、iTuneの無い時代にAV機器とPCを結ぼうとしたスピリットを感じたし、これがよくも悪くもソニーのDNAだった。しかし、開発力不足でバグだらけになり迷走したConnectPlayer以降、ソニーはチャレンジすることすら忘れたみたい。

 好調だったとされている大型液晶テレビも、以前指摘したとおり、数十万円する「超」大型液晶ばかりを主力にしていたせいで「金融危機の影響が直撃」し、世界的に大幅減収らしい。
 世間の売れ筋製品を用意せず、あえて高付加価値高価格製品にチャレンジする姿勢だけはソニーっぽいとも言えるが、いかんせん技術も開発力もマーケティングも不足気味で追いついていない。

 
 リストラで疲弊した社員たちが今後、SONYファンを楽しませる製品を作り続けていけるのか。(前掲ITmediaの記事より)
 
 
 いや、まじで、 
 

ソニーはこれからどうなるの?

 
 
 ソニー信者の独り言でした。
 
 

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